「AI資格を取りたいけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない」——これはとても多い悩みです。そして選び方を誤ると、自分の目的に合わない試験に時間とお金を費やすことになりかねません。
しかも資格の価値は高まっています。三菱商事はG検定の取得を管理職昇格の要件に、ユニ・チャームも2026年からAI関連資格を係長級の昇進要件に加えました(→AI資格・スキルは本当に意味がある?)。だからこそ、目的に合った資格を正しく選ぶことが重要です。この記事では主要なAI資格を、受験料・難易度・対象者で正直に比較します(金額・合格率・制度は2026年6月時点。受験料や日程は変わるため、申込前に必ず各公式で確認してください)。
主要AI資格 早見比較(2026年6月時点)
| 資格(主催) | 対象 | 受験料(一般・税込) | 難易度・合格率 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 生成AIパスポート(GUGA) | 初学者・全社会人 | 11,000円 | 易しめ・約79% | 生成AIの基礎とリスク。IBTで60分60問。誰でも受験可 |
| G検定(JDLA) | ビジネス全般 | 13,200円 | 入門〜基礎・約77〜82% | AI全般+法律・倫理。約160問・累計合格者10万人超 |
| E資格(JDLA) | エンジニア | 33,000円 | 高い・約60〜70% | 実装力を問う。受験に認定プログラム修了が必須 |
| AWS Certified AI Practitioner | クラウド入門 | 100USD | 基礎 | AWS上のAI/生成AIの基礎。有効3年 |
| Microsoft Azure AI Fundamentals | クラウド入門 | 13,750円前後 | 基礎 | Azureの基礎。AI-900は2026/6/30で後継AI-901へ移行 |
| Google Cloud ML Engineer | エンジニア | 200USD | 高い | GCPでのML設計・実装。プロ向け |
※「生成AIパスポート」は一般社団法人 生成AI活用普及協会(GUGA)が運営する民間資格です。本サイト「AI PASSPORT」とは名称が似ていますが別物です(後述)。
目的別・あなたが選ぶべき資格
まず生成AIの基礎を証明したい(非エンジニア)
生成AIパスポート(GUGA)またはG検定(JDLA)が定番です。生成AIパスポートは2026年に「第4版」へ改訂され、GPT-5やRAG、AIエージェント、AI新法まで反映。年5回(2・4・6・8・10月)に拡大し受けやすくなりました。G検定はAI全般に加え法律・倫理まで広く問われ、ビジネス職に好まれます。どちらも受験資格はなく、学習時間の目安は数十時間です。
AIを実装するエンジニアになりたい
E資格(JDLA)。難易度は高く、受験にはJDLA認定プログラムの修了が必須(別途費用)。ディープラーニングの理論と実装を問います。クラウドで構築するならAWS AI PractitionerやGoogle Cloud ML Engineerも有力です。
クラウドのAIサービスを使いこなしたい
AWS / Microsoft / Googleのベンダー認定。自社が使うクラウドに合わせて選ぶのが鉄則です(受験料はドル建てのものは為替で変動)。
「合格率が高い=価値が低い」ではない
生成AIパスポートやG検定の合格率(約77〜82%)を見て「簡単すぎる」と感じるかもしれません。しかしこれらは基礎リテラシーを証明する入門資格で、合格率の高さは「正しく準備すれば誰でも到達できる」ことを意味します。企業が昇進要件にしているのも、まさに全社員に最低限のAIリテラシーを持たせたいからです。E資格(約60〜70%)は認定講座を修了した学習者が母集団なので、数字以上に難関です。
資格の「その先」——AI PASSPORTという選択肢
ここで本サイト「AI PASSPORT」について明確にお伝えします。前述の「生成AIパスポート(GUGA)」とは運営も内容も異なる別のサービスです。
外部のAI資格の多くは「知識を一度のテストで証明する」もの。一方AI PASSPORTは、**①学ぶ(基礎から実務での使い分けまで)→②証明する(ブロンズ〜ブラックの5段階認定で、基礎から実践まで段階的に)→③つながる(資格を見た企業からのスカウト)**までを、一つのプラットフォームで提供します。
「知識の証明」だけでなく「実務で使える力を段階的に高め、キャリアにつなげる」ことを目的にしている点が違いです。外部資格と併用すれば、知識と実践力の両面を示せます。
まとめ
- まず基礎を証明するなら生成AIパスポート(GUGA)/G検定、実装エンジニアならE資格、クラウド特化なら各ベンダー認定。
- 合格率の高さは「入門資格」の証。まず1つ取り、段階的に上げるのが王道です。
- 「使える力を段階的に高めてキャリアにつなげたい」なら、学ぶ→証明→つながるを一気通貫で支えるAI PASSPORTを。
まずは無料で始める、学び方は料金プランや生成AIの勉強は何から?をご覧ください。
※各資格の受験料・合格率・日程・制度は2026年6月時点で、JDLA・GUGA・AWS・Microsoft・Google各公式に基づきます。改定・為替で変わるため、申込前に必ず公式で最新をご確認ください。AI PASSPORTの認定資格は民間資格です。